ブラック企業orホワイト企業の特徴と10年勤めてみて分かったこと
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今から遡ること約4年前。当時勤めていた会社を退職した。
精神的肉体的にボロボロになりながら、退職した暁に闇から解放され明るい未来という再出発に向けて歩もうと、勇気を持って一歩を踏み出したのだ。
勤続10年というにわかに自分を客観的思考回路から遠ざけるほど創造性を押し殺し、安らぎと休息を求め得ることを重要なプロセスとしていた。
ただ、防衛機制をはっていたなかで仕事以外に目を向ければ当時の私的な仲間達の繋がりにより沖融たる思いに浸り、自ずと調律が合わせられていたように思う。
今回は10年勤めてきた軌跡とブラック企業とホワイト企業について記そうと思う。
ブラック企業ってなに?
ブラック企業と聞いて思い浮かぶことはなんだろうか。
あなたが勤務している会社でなにか当てはまるものはありましたか?
この中のたとえ一つに当てはまっていたとしたら、毎日が苦痛で仕事なんて嫌になりますよね。
朝起きることが一日のストレスの始まりになってしまします。労働法規的な見解からみて、過労死ラインを超えるような長時間労働や残業代の不払いがあったり心身に過度の負担により健康を害することなど、ブラック企業といえるでしょう。
日々の生活の為とはいえ上司に怒鳴られ、薄給ながらもサービス残業をし深夜帰宅の人が多いのも実情のようです。そんな生活をしていると体調に不安を覚えるのも無理はありません。
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ホワイト企業がいいの?
「じゃぁ、ブラック企業があれば、反対のホワイト企業もあるよね!?」
もちろん、働きにくい職場をブラック企業とするなら社員のことを大切に考えてくれるホワイト企業もあります。
働きやすい環境に身も心もひいては生活も安定するでしょう。
この中であてはまるものはありましたか?
精神的なものや金銭面、サポートが整っているか、或いはそれに付随するものによってホワイト企業かどうかと言えるかもしれません。
ただ実際その職場で働いてみないとホワイト企業なのか分からない部分もあるかと思います。けれどホワイト企業は総じて充実度が得られ、ここで働きたいという意欲が生まれポジティブな方向に進むものです。
そして企業への不満が出にくく、でてきたとしても利点やメリットの割合が大きく、結果ホワイト企業になるのでしょう。
10年勤めた会社はブラックだったかホワイトだったか
当時勤めていた会社で工場内の作業員として勤務していました。
フルタイム8時半~17時が拘束時間。まぁごく一般にある工場内勤務というものです。
ではブラック要素とホワイト要素を振り返ってみたいと思います。
ブラック要素
- 早出残業により1日20時間勤務
- 一ヶ月休みなし
- 肉体的重労働
- 過度の納期
- 不確実な社員教育
- 精神論や根性論
恐らく私の退職した要因の多くを占めたであろう長時間労働問題。
基本は8時半~17時までの勤務だが、実際は朝6時に出社し終わるのが深夜2時なんてこともあった。
自宅から会社まで25分程であったが、帰宅すれば2,3時間という僅かな時間の仮眠でしかなかった。さらに追い打ちをかけたのが「休日」という体を休める休息が圧倒的にたりなく1ヶ月に1日しか休みがなかったりしたときもあったのだ。
会社に新入社員が入社してきても長くは続かず毎日の肉体労働で疲労は蓄積され、詰め込まれる仕事量により納期が圧迫され自ずと休みがない長時間労働を強いられる。そして数少ない早く帰れる時でさえ上司や先輩より早く帰ることをよしとしない、残業すれば偉いという風潮が根付いていた。
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ホワイト要素
- 残業代は支給される
- 特別賞与や海外旅行がある
最大の利点は残業代が支給されることである。ただきちんと正しく全額支給されているかは確証ないが、残業時間に見合った額が支給されていたように思う。それは毎月ボーナスみたいな額面だったからである。
そしてもう一つ大きな利点としたら、海外旅行と賞与で還元してくれたことだろうか。
毎月のボーナスみたいな額面に頑張ったなと慰め、夏の賞与に安堵し秋の特別賞与に驚き冬の賞与に歓喜する。
社員旅行は2年に1回もしくは1年に2回海外旅行だった。まさに業績右肩上がりの証拠だった。
こうして目に見える形で還元してくれてはいたものの、あまりにも度が過ぎた休日なしの長時間労働によりブラック体質と言わざるをえないと考える。寧ろ還元がなければ10年という期間は続いていないだろう。